良さげ
18年7-9月期に四半期ベースの過去最高益を更新し通期計画も最高益を見込む
時価総額100億円以上銘柄、本決算月にかかわらず、直近3ヵ月実績の7-9月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を“5%未満”ながら上回った銘柄
マニュアル制作会社のグレイステクノロジー <6541> 。産業機械メーカーを中心にマニュアルの作成や管理・運用システムを提供、技術翻訳サービスも展開。18年7-9月期(第2四半期)業務効率化ニーズが拡大、クラウド型マニュアル管理システム「e-manual」の利用量が増加、コンサルティング案件も積上、経常利益1.7億円と過去最高益を4.9%上回。19年3月期は前期比19.9%増の4.9億円と7期連続最高益更新見込。
東計電算 <4746> 独立系の情報処理会社で、業種別ITソリューションの開発やネットワークの構築・運用。7-9月期(第3四半期)はシステム運用やソフトウェア開発の受注が伸び、経常利益は前年同期比31.3%増の9.8億円に拡大し、実に42四半期ぶりに過去最高益を塗替。株価は決算発表後に年初来高値を更新したが、その後は全体相場につられる形で大きく調整している。指標面では予想PER13.4倍と割安感があるうえ、期末配当利回りは2.8%と高水準、25日の権利付最終日を前に買い戻しの動きもみられそうだ。
オープンドア <3926> 、ミロク情報サービス <9928> 、オービック <4684> 7-9月期に経常利益ベースで2四半期連続の最高益更新
ブレインパッド <3655> 、デジタルアーツ <2326> は2四半期ぶり過去最高益を更新
オープンドアは主力の旅行比較サイト「トラベルコ」がテレビCMの継続で利用者が増加し、成功報酬型の手数料収入が伸びた。来年はゴールデンウィーク10連休やラグビーワールドカップ、再来年には東京五輪開催を控えており、旅行関連として脚光を浴びる機会が増えそう
ミロク情報は一般企業向けに統合業務ソフトの販売が好調だった。年初来安値で推移していた株価は3ヵ月ぶりの高値圏に急浮上したものの、11月28日に海外CBを発行すると発表したことが嫌気され、再び値を崩した。需給面では信用買い残が低下傾向にあり、もみ合い後の上放れに期待。
オービックは大企業向けに統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」の導入が拡大したうえ、システムの運用支援やクラウドサービスも好調で、7-9月期(第2四半期)の経常利益は前年同期比15.1%増の105億円に膨らんだ。19年3月期は7期連続で過去最高益を更新する計画だ。17位に入ったブレインパッドは人工知能(AI)を駆使したデータ分析に強みを持つ。7-9月期(第1四半期)は主力のアナリティクス事業で案件の大型化・長期化が進み売上高が拡大したうえ、効率的なプロジェクト管理による採算改善も利益を押し上げた。同社株は今年に入ってからAI関連の高成長株として一気にブレイクし、株価は昨年末比で約5倍に跳ね上がっている。
デジタルアーツは公共市場で総合セキュリティ対策メーカーとしての存在感が高まり、7-9月期(第2四半期)は自治体など向けにWebとメールのセキュリティ対策ソフトの販売が伸びた。同社は標的型攻撃など外部からのサイバー攻撃による脅威が高まるなか、サイバーセキュリティ関連として注目を集める。株価は全体波乱相場に逆行し、10日に上場来高値7000円をつけている。
上振れ率 7-9月期 過去最高 上振れ率
今期予想 過去最高 PER
<6541> グレイス
4.9 172 164 19.9
495 413 92.1
<4746> 東計電算
4.8 985 940 9.0 3210 2945 13.4
<5304> SECカーボ
4.7 3831 3658 147 15500 6280 4.0
<3926> オープンドア
4.6 478 457 24.7 1450 1163 94.4
<4718> 早稲アカ
4.6 1203 1150 5.1 1686 1604 16.1
<8159> 立花エレ
4.6 1986 1898 1.4 6700 6605 8.9
<4779> ソフトブレン
4.5 328 314 13.5 1150 1013 18.8
<9928> ミロク情報
4.5 1541 1475 13.0 5000 4426 23.4
<4684> オービック
4.1 10524 10112 7.7 38300 35570 30.0
<2502> アサヒ
4.1 76772 73776 3.1 203000 196984 14.5
<6301> コマツ
3.7 99569 96023 12.3 362000 322210 10.3
<6028> テクノプロH
3.5 3162 3056 20.9 13500 11163 20.5
<8020> 兼松
3.3 7994 7735 11.4 29000 26043 7.2
<1802> 大林組
3.3 43801 42403 0.4 144500 143951 7.7
<6240> ヤマシン―F
2.8 552 537 13.3 2370 2091 30.9
<9020> JR東日本
2.5 142067 138579 0.01 440000 439969 13.3
<3655> ブレインP
2.4 214 209 40.1 835 596 76.4
<4206> アイカ
2.2 5539 5420 7.1 21000 19600 17.5
<8117> 中央自
2.1 1079 1057 6.6 4100 3847 9.4
<2326> デジアーツ
1.9 746 732 36.2 2600 1909 43.5
<6538> キャリインデ
1.8 230 226 36.7 1001 732 61.4
<3258> ユニゾHD
1.8 3432 3372 7.0 12300 11500 7.6
<6981> 村田製
1.7 92827 91306 0.3 280000 279173 16.3
<9436> 沖縄セルラー
1.6 3689 3631 0.3 12550 12511 11.4
<2587> サントリBF
0.3 37336 37216 1.4 116000 114442 18.4
<3371> ソフトクリエ
0.2 586 585 0.6 1804 1793 18.6
<7575> 日本ライフL
0.2 2863 2857 0.1 10745 10730 17.2
<7438> コンドー
0.1 1010 1009 4.9 3833 3655 10.4
<6197> ソラスト
0.1 1284 1283 12.6 4687 4164 39.3
<6055> Jマテリアル
0.05 2144 2143 29.6 7700 5941 21.8
<9934> 因幡電産
0.02 4427 4426 2.9 14200 13800 13.4
時価総額100億円以上銘柄、本決算月にかかわらず、直近3ヵ月実績の7-9月期に経常利益が全四半期ベースの過去最高益を“5%未満”ながら上回った銘柄
マニュアル制作会社のグレイステクノロジー <6541> 。産業機械メーカーを中心にマニュアルの作成や管理・運用システムを提供、技術翻訳サービスも展開。18年7-9月期(第2四半期)業務効率化ニーズが拡大、クラウド型マニュアル管理システム「e-manual」の利用量が増加、コンサルティング案件も積上、経常利益1.7億円と過去最高益を4.9%上回。19年3月期は前期比19.9%増の4.9億円と7期連続最高益更新見込。
東計電算 <4746> 独立系の情報処理会社で、業種別ITソリューションの開発やネットワークの構築・運用。7-9月期(第3四半期)はシステム運用やソフトウェア開発の受注が伸び、経常利益は前年同期比31.3%増の9.8億円に拡大し、実に42四半期ぶりに過去最高益を塗替。株価は決算発表後に年初来高値を更新したが、その後は全体相場につられる形で大きく調整している。指標面では予想PER13.4倍と割安感があるうえ、期末配当利回りは2.8%と高水準、25日の権利付最終日を前に買い戻しの動きもみられそうだ。
オープンドア <3926> 、ミロク情報サービス <9928> 、オービック <4684> 7-9月期に経常利益ベースで2四半期連続の最高益更新
ブレインパッド <3655> 、デジタルアーツ <2326> は2四半期ぶり過去最高益を更新
オープンドアは主力の旅行比較サイト「トラベルコ」がテレビCMの継続で利用者が増加し、成功報酬型の手数料収入が伸びた。来年はゴールデンウィーク10連休やラグビーワールドカップ、再来年には東京五輪開催を控えており、旅行関連として脚光を浴びる機会が増えそう
ミロク情報は一般企業向けに統合業務ソフトの販売が好調だった。年初来安値で推移していた株価は3ヵ月ぶりの高値圏に急浮上したものの、11月28日に海外CBを発行すると発表したことが嫌気され、再び値を崩した。需給面では信用買い残が低下傾向にあり、もみ合い後の上放れに期待。
オービックは大企業向けに統合業務ソフト「OBIC7シリーズ」の導入が拡大したうえ、システムの運用支援やクラウドサービスも好調で、7-9月期(第2四半期)の経常利益は前年同期比15.1%増の105億円に膨らんだ。19年3月期は7期連続で過去最高益を更新する計画だ。17位に入ったブレインパッドは人工知能(AI)を駆使したデータ分析に強みを持つ。7-9月期(第1四半期)は主力のアナリティクス事業で案件の大型化・長期化が進み売上高が拡大したうえ、効率的なプロジェクト管理による採算改善も利益を押し上げた。同社株は今年に入ってからAI関連の高成長株として一気にブレイクし、株価は昨年末比で約5倍に跳ね上がっている。
デジタルアーツは公共市場で総合セキュリティ対策メーカーとしての存在感が高まり、7-9月期(第2四半期)は自治体など向けにWebとメールのセキュリティ対策ソフトの販売が伸びた。同社は標的型攻撃など外部からのサイバー攻撃による脅威が高まるなか、サイバーセキュリティ関連として注目を集める。株価は全体波乱相場に逆行し、10日に上場来高値7000円をつけている。
上振れ率 7-9月期 過去最高 上振れ率
今期予想 過去最高 PER
<6541> グレイス
4.9 172 164 19.9
495 413 92.1
<4746> 東計電算
4.8 985 940 9.0 3210 2945 13.4
<5304> SECカーボ
4.7 3831 3658 147 15500 6280 4.0
<3926> オープンドア
4.6 478 457 24.7 1450 1163 94.4
<4718> 早稲アカ
4.6 1203 1150 5.1 1686 1604 16.1
<8159> 立花エレ
4.6 1986 1898 1.4 6700 6605 8.9
<4779> ソフトブレン
4.5 328 314 13.5 1150 1013 18.8
<9928> ミロク情報
4.5 1541 1475 13.0 5000 4426 23.4
<4684> オービック
4.1 10524 10112 7.7 38300 35570 30.0
<2502> アサヒ
4.1 76772 73776 3.1 203000 196984 14.5
<6301> コマツ
3.7 99569 96023 12.3 362000 322210 10.3
<6028> テクノプロH
3.5 3162 3056 20.9 13500 11163 20.5
<8020> 兼松
3.3 7994 7735 11.4 29000 26043 7.2
<1802> 大林組
3.3 43801 42403 0.4 144500 143951 7.7
<6240> ヤマシン―F
2.8 552 537 13.3 2370 2091 30.9
<9020> JR東日本
2.5 142067 138579 0.01 440000 439969 13.3
<3655> ブレインP
2.4 214 209 40.1 835 596 76.4
<4206> アイカ
2.2 5539 5420 7.1 21000 19600 17.5
<8117> 中央自
2.1 1079 1057 6.6 4100 3847 9.4
<2326> デジアーツ
1.9 746 732 36.2 2600 1909 43.5
<6538> キャリインデ
1.8 230 226 36.7 1001 732 61.4
<3258> ユニゾHD
1.8 3432 3372 7.0 12300 11500 7.6
<6981> 村田製
1.7 92827 91306 0.3 280000 279173 16.3
<9436> 沖縄セルラー
1.6 3689 3631 0.3 12550 12511 11.4
<2587> サントリBF
0.3 37336 37216 1.4 116000 114442 18.4
<3371> ソフトクリエ
0.2 586 585 0.6 1804 1793 18.6
<7575> 日本ライフL
0.2 2863 2857 0.1 10745 10730 17.2
<7438> コンドー
0.1 1010 1009 4.9 3833 3655 10.4
<6197> ソラスト
0.1 1284 1283 12.6 4687 4164 39.3
<6055> Jマテリアル
0.05 2144 2143 29.6 7700 5941 21.8
<9934> 因幡電産
0.02 4427 4426 2.9 14200 13800 13.4